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金貨のアヒル屋ブログ

8月1日~7月29日の金相場NY市況

金、プラチナ上昇 8/1/2016日付

 週明け、米経済の弱い指標を受けた米早期の利上げ観測後退の影響から金は買われ上昇しました。朝方、利益確定の売りに押されましたが、本日発表の米経済指標が総合的に下振れとなり、米国の早期利上げ観測が後退したことで、ファンド筋の買い物が先行する展開となりました。その上、原油価格が約3ヶ月半ぶりに安値を付け、エネルギー関連企業の業績懸念が再燃したことで、比較的安全な資産とされている金に買いが集まりました。但し、終盤にかけ様子見ムードが広がり売りも見られ、小幅高で引けました。金上昇に連動してプラチナも買われた他、前週末の地合いの強さを引き継いだプラチナはテクニカル買いにより、昨年5月以来の高値を付けました。

終値 ($ドル/オンスOZ)
金 Gold  1359.60 +2.10
プラチナ PT  1163.30 +12.70
銀 Silver  20.50 +0.153
ドル/円  104.21

金、プラチナ上昇 7/29/2016日付

 週末、外為市場のドル安・ユーロ高を受け金は買われ上昇しました。本日発表されたユーロ圏の経済指標が総合的に良好だったことと、日銀が打ち出した追加金融緩和策が市場の期待に届かなかったためにドルが対ユーロで軟調に推移しました。さらに、今年第2四半期の米国内総生産(GDP)が市場の予想を大幅に下回ったことにより年内の米利上げ観測が後退し、今後も金への資金流入が継続するとの思惑が強まったことから、一時的に12日以来の高値を付ける4営業日続伸となりました。金上昇に連動しプラチナも買われた他、7月の米自動車販売が前年同月比を上回るとの見通しが発表されたため、自動車用触媒としてのプラチナ需要増加の観測が強まり、昨年5月以来約1年2ヶ月ぶりの高値を一時的に付け、4営業日続伸して引けました。また、NY外為市場で円高が進行、対ドルで一時は101円後半まで上昇しました。

終値 ($ドル/オンスOZ)
金 Gold  1349.00 +16.70
プラチナ PT  1050.60 +11.70
銀 Silver  20.347 +0.155
ドル/円  102.08円

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