金貨のアヒル屋ブログ
11月07日,04日,03日の金相場NY市況
金、プラチナ下落 11/07/2016日付
週明けニューヨーク貴金属市場の金は下落しました。 外為市場でのドル高ユーロ安を受けての売りや、リスク選考回復から安全資産としての金は売られました。 難航しているアメリカ大統領選を8日に控え、米連邦捜査局(FBI)が6日にアメリカ大統領選の民主党ヒラリー・クリントン候補を私用メール問題で訴追しない方針を表明し、共和党ドナルド・トランプ候補当選の可能性が低下したとの見方から、投資家のリスク回避姿勢が後退し、金は売られました。 これを受けて外為市場でドル高ユーロ安が進行したことも金売りを加速させました。白金も下落しました。 朝方は金の軟調に連動して売られました。しかし、アメリカ株価大幅上昇を受けて白金は買い戻され、終盤にかけて下げ幅を縮小して、小幅安で引けました。
終値 ($ドル/オンスOZ)
金 Gold | 1279.40 | -25.10 |
---|---|---|
プラチナ PT | 1001.40 | -3.10 |
銀 Silver | 18.151 | -0.220 |
ドル/円 | 104.48 |
金、プラチナ下落 11/04/2016日付
週末ニューヨーク貴金属市場の金は上昇しました。朝方は堅調しました。米労働省が本日発表した10月の雇用統計で、 非農業部門就業者数が予想を下回る低調な内容を受けまして、12月利上げに対する警戒感が弱まったことから、金に買いが集まりました。 しかし、統計の内容が時間当たり賃金が予想をやや上回るなど、全体的にはそれほど悪い内容ではない事が確認されると、 利益確定の売りに押され、終盤にかけて上げ幅を縮小して引けました。 ただ、多くの市場関係者の関心は8日のアメリカ大統領選に向けられ、民主党のクリントン候補と共和党のトランプ候補の支持率差は縮まっていることで、 大統領選の行方を見極めたいとの思惑が広がっており、様子見ムードが漂っている。白金も上昇しました。 金の上昇に連動して買われた他に、最近の安値による買い戻しで上昇しました。 アメリカ株価の連日の下落は影響を与えませんでした。
終値 ($ドル/オンスOZ)
金 Gold | 1304.50 | +1.20 |
---|---|---|
プラチナ PT | 1004.50 | +10.10 |
銀 Silver | 18.371 | -0.045 |
ドル/円 | 103.16 |
金、プラチナ上昇 11/03/2016日付
ニューヨーク貴金属市場の金は下落しました。利益確定の売りに押されて小幅下落しました。 取引序盤までは上昇しました。アメリカ大統領選を巡る不透明感などから買いが先行しました。 しかし、前日の取引終了後に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)声明を受けまして、 12月利上げに対する警戒感が強まると金は売られて、一時は前日比20ドル超の大幅下落しました。 しかし、終盤にかけて安値拾いの買いが入った他に、10月の米ISM(供給管理協会)非製造業景況指数の低調な数字を受けて、 12月利上げに対する警戒感が和らぐと金は買い戻され、1300ドルの節目を回復して引けた。白金も下落しました。 金の下落に連動して売られた他に、アメリカ株価下落も売りを誘いました。 しかし、終盤にかけて金が買い戻されると、白金も同様に下げ幅を縮小して引けました。終値 ($ドル/オンスOZ)
金 Gold | 1303.30 | -4.90 |
---|---|---|
プラチナ PT | 994.40 | -7.40 |
銀 Silver | 18.416 | -0.277 |
ドル/円 | 103.00 |