金貨のアヒル屋ブログ
7月8日~12日の金相場NY市況
金、プラチナ下落 7/12/2016日付
世界的な株価上昇の影響から投資家のリスク投資意欲が回復し、金は売られて下落。米企業の業績見通しが予想を上回り米株価が史上最高値を更新。米国の景気先行きを楽観視する傾向が投資家のリスク回避姿勢を後退させたため、安全資産としての金の魅力が薄れた。金は、一時1トロイオンス=1331.00ドルまで下落し、4営業日続落して引けた。朝方、米株価上昇を受けてプラチナは堅調に推移。しかし、終盤にかけて金の軟調に連動し、プラチナも売られ、下落し引けた。
終値 ($ドル/オンスOZ)金 Gold | 1335.30 | -21.30 |
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プラチナ PT | 1097.90 | -10.20 |
銀 Silver | 20.171 | -0.133 |
ドル/円 | 104.70円 |
金下落、プラチナ上昇 7/11/2016日付
週明け、外為市場でのドル高ユーロ安を受け、金は軟調に推移。先週末の米国の良好な雇用統計を受け、雇用改善が意識されたれ、世界的な株価上昇を眺め投資家のリスク回避姿勢が後退した。これにより、安全資産として買われていた金は売られた。この他に、英国ではキャメロン首相の後任にメイ内相が確実となり、英国のEU離脱決定に伴う同国の政局不透明感が後退し、イングランド銀行(英中銀)の金融緩和期待により金は軟調に推移。しかし、世界的な景気先行き不安から買い戻しもあり、下げ幅は限定的なものとなった。一方で、世界的な株価上昇により好感からプラチナは買われた。プラチナは上昇するも、金の軟調により上げ幅を縮小して引けた。
金 Gold | 1356.60 | -1.80 |
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プラチナ PT | 1108.10 | +7.90 |
銀 Silver | 20.304 | +0.205 |
ドル/円 | 102.82円 |
金下落、プラチナ上昇 7/8/2016日付
週末、6月の雇用統計を受け、売り買いが交錯するなか市場の金は小幅下落。本日発表された6月の米雇用統計にて、非農業部門就業者数が28万7000人と市場予想を大幅に上回り、前月から急速に回復したことを受け、米景気の先行き懸念が後退し投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、安全資産として買われていた金は売られた。しかし、英国のEU離脱決定を背景と、5月の就業者数が下方修正されたため世界経済の先行き不透明感が根強く、終盤にかけて買い戻しも見られ、下げ幅を縮小して金は小幅安で引けた。一方で、プラチナは上昇。朝方は金の下落に連動して軟調に推移しながらも良好な米雇用統計を受け米株価が大幅上昇すると買い戻され、7プラチナは営業日続伸して引けた。
金 Gold | 1358.40 | -3.70 |
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プラチナ PT | 1100.20 | +5.10 |
銀 Silver | 20.099 | +0.261 |
ドル/円 | 100.56円 |