金貨のアヒル屋ブログ
7月7日~5日の金相場NY市況
金下落、プラチナ上昇 7/7/2016日付
本日発表の6月のADP全米雇用報告・民間就業者数が前月比17万2000人と市場予想の15万9000人を上回り、米週間新規失業保険申請件数が予想を下回るなど、ともに良好な内容になり投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、安全資産としての金の魅力が薄れました。米雇用統計を明日に控え、様子見ムードが高まるなか買い戻しも見られ、最近の上昇による利益確定の売りに押され金が下落しました。終盤にかけて小幅安で引けました。プラチナは朝方の金の下落に連動し、軟調に推移しましたが終盤にかけ良好な米雇用関連指標を背景に需要の期待感から上昇に移り、6営業日上昇して引けました。
終値 ($ドル/オンスOZ)金 Gold | 1362.10 | -5.00 |
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プラチナ PT | 1095.10 | +3.80 |
銀 Silver | 19.838 | -0.365 |
ドル/円 | 100.82円 |
金、プラチナ上昇 7/6/2016日付
英国のEU離脱決定から世界経済の先行き不透明感が漂うなか、安全な資産として金を買う動きが継続し、NY市場の金は上昇しました。2014年3月以来、約2年4ヶ月ぶりの高値を付け3営業日続伸して引けました。取引終了後、6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨の公開がありましたが相場には影響はありませんでした。プラチナは金の上昇に連動した上に、米株価上昇にも好感して買われ、昨年6月以来、約一年ぶりの高値を付けました。NY外為市場で円は対ドルで上昇し100円台の前半まで買われました。
金 Gold | 1367.10 | +8.40 |
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プラチナ PT | 1091.30 | +14.40 |
銀 Silver | 20.203 | +0.296 |
ドル/円 | 101.34円 |
金、プラチナ上昇 7/5/2016日付
連休明け、先月の英国国民投票の結果を発端にした世界経済の減速懸念から安全資産の金に買いが集まり上昇ました。4日に発表された6月の英建設業購買担当者景況指数(PMI)が大幅に落ち込み、英経済の先行き不安が再燃し、その上、英国の欧州連合EU離脱決定を切っ掛けに世界経済の先行き不透明感が強まり投資家のリスク回避姿勢が広がったため、安全資産とされる金を買う動きが強まりました。金の上昇に連動しプラチナも買われました。しかしながら、連休明けの米株式市場の株価下落を受け、終盤にかけて上げ幅を縮小して引けました。NY外為市場では円が上昇し、対ドルで101円台を付けました。
金 Gold | 1358.70 | +19.70 |
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プラチナ PT | 1076.90 | +19.80 |
銀 Silver | 19.907 | +0.319 |
ドル/円 | 101.75円 |