金貨のアヒル屋ブログ
8月5日,4日の金相場NY市況
金、プラチナ下落 8/5/2016日付
週末、米雇用の良好な統計を受けて、金は売られ、NY市場の金は下落しました。本日発表となった7月の米雇用統計で非農業部門の就業者数が25.5万人の増となり、市場の予想より18万人増と大幅に上回りました。これらは景気動向を敏感に反映することから、これを受けて米国の早期利上げ観測が再燃したことにより、金は大幅に下落しました。1トロイオンス=1340ドル台前半まで売られ、金は1週間ぶりの安値を付けました。金の下落に連動してプラチナも売られることとなり下落しました。しかし、良好な米雇用統計を受け、欧米の株価が上昇することにより、プラチナ需要上昇の期待感から買い戻す場面も見られ、縮小した下げ幅で引けました。
終値 ($ドル/オンスOZ)
金 Gold | 1344.40 | -23.00 |
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プラチナ PT | 1151.50 | -13.50 |
銀 Silver | 19.817 | -0.626 |
ドル/円 | 101.82 |
金上昇、プラチナ下落 8/4/2016日付
イングランド中央銀行の利下げを受け、NY市場の金は上昇しました。朝方は、軟調に推移。その後、イングランド中央銀行が7年5ヶ月ぶりの利下げを決定し、政策金利を過去最低の0.25%にしたこと、また、資産購入枠の拡大を決めたことなどと、更に、米国の週間失業保険申請の件数の増加を手掛かりに金は買い戻され、上昇を小幅にして引けました。しかし、明日にひかえた米雇用統計の結果を待ちたいとの思惑も強くなり、様子見ムードがひろがり、商いは低調でした。一方で、新規材料のないなか、プラチナは利益確定の売りに押され下落しました。終盤にかけては、金の上昇を受けて買い戻しも見られ、プラチナの下げ幅は限定的なものとなりました。
終値 ($ドル/オンスOZ)
金 Gold | 1367.40 | +2.70 |
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プラチナ PT | 1165.00 | -4.60 |
銀 Silver | 20.443 | -0.028 |
ドル/円 | 101.23 |