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金、プラチナ下落 9/12/2016日付

週明け、ニューヨークの貴金属市場の金は下落しました。引き続き、アメリカ早期利上げ観測の再燃から 金は下落しました。最近発表されましたアメリカの経済指標がさえない中で、週末にアメリカのボストン連邦準備銀行の ローゼングレン総裁が講演で「緩やかな利上げが適切だ」との見解を表明したことがきっかけとなり、アメリカの9月利上げ観測が再燃した影響で、金は売れました。 終わりにかけてブレナード連邦準備制度理事会(FRB)理事が利上げに慎重な発言をしたことがあり、買い戻しもありましたが、上昇には転じませんでした。 白金も下落しました。金の下落に連動して売らました。 アメリカの株価上昇による買い戻しもありましたが、金と同じような上昇には転じませんでした。

終値　($ドル/オンスOZ)

金、プラチナ下落 9/9/2016日付

　週末、ニューヨークの貴金属市場の金は下落しました。アメリカ早期利上げ観測の再燃から、金は軟調推 移しました。アメリカボストン連邦準備銀行のローゼングレン総裁が講演で、緩やかな利上げが適切 との見方を表明したことをきっかけに、最近の低調なアメリカ経済指標を受けて後退していきました。 アメリカの9月利上げ観測が再燃しました。加えて外為市場でドルが対ユーロで上昇しました。これを受け て金は売られました。ただ、アメリカの株価が急落したことにより、投資家のリスク回避姿勢が広が ったため、安全資産とされる金は買われ、終盤にかけて下げ幅は限定的となりました。白金も下 落しました。金の下落に連動したほかに、欧米の株価下落に伴いまして、白金需要の減少懸念から下げ幅を 拡大して引きました。

終値　($ドル/オンスOZ)

金、プラチナ下落 9/8/2016日付

　ニューヨークの貴金属市場の金は下落しました。欧州中央銀行(ECB)による現行政策維持の決定を 受けまして、金は軟調に推移しました。ECBが今日の定例理事会で政策金利を据え置きました。4会合連続 となる金利据え置きは予想通りだったのですが、量的緩和の期限延長も見送った ことにより生じる、金融緩和の拡大により、金への資金流入が続くとの期待感が後退しました。白金も 下落しました。金の軟調に連動したほかに、アメリカ株価下落に嫌気したため売りが継続しました。ただ、市場では白 金の最大産出国である南アフリカの鉱山でストライキが起こる可能性から、終盤にか けて買い戻しも見られたため、下げ幅を縮小し引けました。

終値　($ドル/オンスOZ)