金貨のアヒル屋ブログ
9月2日,1日,8月31日の金相場NY市況
金、プラチナ上昇 9/2/2016日付
週末、米雇用統計の結果を受けて市場の金は上昇しました。本日発表された米労働省8月雇用統計によると、非農業部門就業者数が15万1000人増と、18万人増の予想増加幅に満たなかった上、失業率も予想をやや上回り、悪化を示すなど、全般的に低調な内容でした。この結果を受け、連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で今月の利上げを見送るとの見方が広がり、金は買われました。しかい、終盤にかけて利食い売りも見られ、金の上げ幅は縮小して引けました。低調な米雇用統計を受け、金の上昇に連動してプラチナも買われた他、欧米の株価上昇に好感して買われプラチナも上昇しました。
終値 ($ドル/オンスOZ)
金 Gold | 1326.70 | +9.60 |
---|---|---|
プラチナ PT | 1062.20 | +13.30 |
銀 Silver | 19.276 | -0.419 |
ドル/円 | 104.01 |
金上昇、プラチナ下落 9/1/2016日付
米早期利上げに対する警戒感の後退により、市場の金は買われ上昇しました。朝方は、早期米利上げに対する警戒感の根強さから軟調に推移しましたが、米供給管理協会(ISM)が発表の8月の米製造業景況指数が49.4と市場予想52.0を大きく下回りました。景況の分岐となる50.0も割り込むほど悪化し、さらには、8月の米建設支出も低調だったことから、早期の米追加利上げに対する警戒感が急速に後退すると、金は買われ、終盤にかけて小幅上昇して引けました。一方、プラチナは新規材料のないなか、軟調に推移しました。終盤にかけて米株価の上昇や金の買い戻しに連動してプラチナも買われ、下げ幅を縮小して引けました。
終値 ($ドル/オンスOZ)
金 Gold | 1317.10 | +5.70 |
---|---|---|
プラチナ PT | 1048.90 | -4.60 |
銀 Silver | 18.857 | +0.235 |
ドル/円 | 103.26 |
金、プラチナ下落 8/31/2016日付
引き続き、米早期利上げ観測が重しとなり、市場の金は軟調に推移しました。本日発表の米民間雇用サービス会社による非農業部門の民間就業者数(季節調整済)は、前月比17万7000人増と、市場予想17万5000人増を上回りました。これを受け、米早期利上げ観測が更に強まり、安全な資産とされている金の魅力が薄れて下落しました。しかし、終盤にかけて安値拾いの買いも見受けられ、金は下げ幅を縮小して引けました。金の軟調に連動してプラチナも売られた他、米株価下落を受けた売りに押されました。終盤、金同様に安値拾いの買いにより、下げ幅は限定的となりました。
終値 ($ドル/オンスOZ)
金 Gold | 1311.40 | -5.10 |
---|---|---|
プラチナ PT | 1053.50 | -3.10 |
銀 Silver | 18.622 | +0.045 |
ドル/円 | 103.45 |