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金、プラチナ上昇。 8/9/2016日付

　新規材料がないなかで、安値拾いの買いが先行したため市場の金は上昇しました。前週末、7月米雇用統計が発表となり、その強い内容に影響を受けた結果、売り優勢となっていた流れが一服し、安値拾いの買い物が先行しました。このほかにも、外為市場でのユーロ高・ドル安の影響を受けて、金は堅調に推移しました。また、多くのディラーは、夏休み休暇に入っているため、様子見ムードが漂い、商いは薄く低調なものとなりました。金の上昇に連動してプラチナも買われた他、欧米の株価上昇もひとつの要素として材料視しされ、プラチナも上昇しました。

終値　($ドル/オンスOZ)

金下落、プラチナ上昇 8/8/2016日付

　週明け、米国の利上げ観測の浮上が継続されることにより、金は軟調に推移し、市場の金は下落しました。先週末、7月の米雇用統計が発表となり、その結果、非農業部門の就業者数が予想を上回る良好な内容だったことを受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げへの警戒感の強まりが、前週末からの流れを継続したかたちとなり、金は売られました。しかし、終盤にかけては、売られ過ぎによる安値拾いの買いも見受けられたため、限定的な下げ幅となり引けました。一方で、朝方は、金の軟調に連動しプラチナは売られました。途中、中国や欧州の株価が堅調な推移となったことから上昇に転じましたが、終盤にかけては米株価の軟調を受けて、上げ幅は限定的なものとなり、小幅高で引けました。

終値　($ドル/オンスOZ)